おやじの暮らし

秋にドライブするオヤジは、タイヤの空気圧チェックを忘れずに

週末のドライブで車を使うが、空気圧は車検のときしか気にしないオヤジに読んでほしい。タイヤは、【オヤジの目分量】に合わせて減り方を調整するほど親切ではない。 JAFは、タイヤの空気圧は自然に低下するため、月に1回の点検を案 […]

車のタイヤにエアゲージを当てて空気圧を確認する中年男性

週末のドライブで車を使うが、空気圧は車検のときしか気にしないオヤジに読んでほしい。タイヤは、【オヤジの目分量】に合わせて減り方を調整するほど親切ではない。

JAFは、タイヤの空気圧は自然に低下するため、月に1回の点検を案内している。目視だけではどれくらい減っているか正確に判断できないため、エアゲージで測る必要がある。JAF「タイヤの空気圧点検と充填方法」

この記事では、車両指定値の探し方、測るタイミング、エアゲージの使い方、溝・亀裂・異物の確認を順番に整理する。秋のドライブ前に必要なのは、タイヤを眺める時間ではなく、数字を確認する習慣だ。

最初に車両指定値を見る

適正な空気圧は、車種や装着タイヤのサイズごとに定められている。JAFによると、数値は取扱説明書や運転席のドアを開けたところなどに表示され、前後輪で異なる場合もある。

確認する場所は次のとおりだ。

  1. 運転席側のドア開口部や車体側の表示を見る。
  2. 取扱説明書で前輪・後輪の指定値を確認する。
  3. 表示単位のkPaを読み違えない。
  4. 純正タイヤと異なるサイズへ交換している場合は、販売店や専門家へ確認する。

「前も後ろも同じだろう」は、オヤジの記憶に任せるには少し大きな車の問題だ。

タイヤ側面に刻印された数字を、そのまま車両指定値と扱わない。車両側の表示と取扱説明書を先に確認し、測定した数値と比較する。

測るタイミングをそろえる

JAFは、長距離走行の直後などタイヤが温まった状態では、空気圧が高めに表示される場合があると説明している。測定する時間帯や走行状況をそろえると、前回との変化を見つけやすい。

走行前に測る、または走行直後を避けるなど、タイヤが熱を持っていない状態で確認する。どうしても走行後に測る場合は、普段と条件が違うことを記録し、指定値への調整方法を専門家や車両の説明書で確認する。

長距離を走った直後に測ると、タイヤもオヤジも少し興奮して数値が上がる。

月1回の確認日を、給油日や洗車日と結び付けると忘れにくい。秋の遠出、高速道路の利用、長距離旅行の前は、月例点検とは別に数値を確認する。

エアゲージで測り、必要なら補充する

JAFが示す基本の順番は、車両指定値の確認、バルブキャップを外す、エアゲージで測る、必要なら指定値まで調整する、キャップを戻すという流れだ。

自宅やガソリンスタンドで行う場合は、次の点を確認する。

  1. エアゲージの表示単位と指定値の単位を合わせる。
  2. エアチャックをバルブへまっすぐ押し当てる。
  3. 測定値が指定値より低ければ、少しずつ補充する。
  4. 補充後にもう一度測る。
  5. バルブキャップを確実に戻す。

空気圧の調整は、オヤジの気合いや腕力では採点されない数字の作業だ。

セルフ式ガソリンスタンドやカー用品店に空気充填機がある場合もある。機器の使い方が分からない、空気が急に減っている、バルブやタイヤに異常がある場合は、無理に走らず店員や整備工場へ相談する。

目視では溝・亀裂・異物を同時に見る

空気圧だけを確認しても、タイヤ点検は終わらない。JAFは、溝の深さ、溝に挟まった小石やガラス、側面のひび割れや亀裂も確認するよう案内している。

  • 溝にスリップサインが出ていないかを見る。
  • JAFの案内では、溝の深さが1.6mm以下になるとスリップサインが現れる。
  • タイヤ側面にひび割れ、亀裂、膨らみがないかを見る。
  • 釘などの異物が刺さっていても、自分で抜かない。

異常があるときは、走行を続ける前に自動車販売店、タイヤショップ、ロードサービスなどへ相談する。高速道路上で車を止めて作業することを前提にせず、安全な場所で判断する。

オヤジの「まだいける」は、タイヤの専門用語ではない。

タイヤの全周を見るには、車を安全な場所へ置き、ハンドルを切って見える範囲を変える方法もある。作業時は周囲の車や傾斜に注意し、危険を感じたら自分で続けない。

月1回と季節の前に習慣化する

秋のドライブ前に行う点検を、次の5項目にまとめる。

  1. 車両指定値を確認する。
  2. 月1回の空気圧測定を行う。
  3. 前後輪の数値を照合する。
  4. 溝、ひび割れ、亀裂、異物を確認する。
  5. 異常があれば専門家へ相談し、無理に走らない。

JAFは、空気圧が低い状態では走行安定性が損なわれ、燃費にも影響すると説明している。見た目や運転感覚だけで判断せず、エアゲージの数字を記録する。

月1回を忘れるオヤジは、給油のたびに「次こそ」と言い、次の給油でも同じ顔をしている。

車両指定値、測定日、測定値をスマートフォンのメモに残せば、前回との違いを見つけやすい。数字の変化が大きい場合は、空気漏れやタイヤの異常を疑い、専門家へ相談する。

見た目で安心せず、数字を見れば秋のドライブは始められる

タイヤの空気圧は、月1回エアゲージで測る。車両指定値はドア開口部や取扱説明書で確認し、測定値が低ければ補充する。溝や亀裂、異物も同時に見て、異常があれば自分で解決しようとしない。

特定の車種やタイヤへ一律の空気圧を当てはめず、実際の車両指定値を使う。公開時点でもJAFと車両メーカーの最新案内を確認する。

タイヤの空気は月1回測れるのに、オヤジの「面倒くさい」は毎日きっちり充填されている。