おやじの休日

無線機を買いそうなオヤジは、ハムフェア2026をチェックしてほしい

ハムフェア2026は8月29日・30日に有明GYM-EXで開催予定だ。無線機や資格を先に決めず、会場で自分がやりたいアマチュア無線の形を一つ見つける順番を整理する。

無線機の展示を見学する中年男性

昔アマチュア無線に憧れたが、資格・無線機・アンテナのどこから始めるか分からないオヤジに読んでほしい。2026年8月29日・30日のハムフェア2026は、無線機を先に買う場所ではなく、自分が何をしたいのかを見つける場所として使える。

パンフレットを一枚もらう前に、頭の中だけでアンテナを屋根より高く伸ばすのがオヤジの先走りだ。目標は【無線機より先に、やりたいことを一つ決める】ことだ。

JARL公式の開催概要によると、ハムフェア2026はJARL創立100周年を掲げ、有明GYM-EXで開催される。展示や催事、クラブ活動、自作品の展示などが予定されているため、機材を買う前に趣味の全体像を見る機会になる。JARL「ハムフェア2026開催概要」

この記事では、会場へ行く前に確認すること、会場で見る対象、帰宅後に資格や開局手続きを確認する順番を整理する。見学と運用開始を同じ日にしないことが、再入門の迷いを減らす。

まず会期・会場・入場料を確認する

ハムフェア2026の公式概要に掲載された基本情報は次のとおりだ。時刻や入場方法が更新される可能性もあるため、出発前にJARL公式ページを確認する。

項目公式概要の案内
会期2026年8月29日(土)10:00~17:00、8月30日(日)10:00~15:30
会場有明GYM-EX(東京都江東区有明一丁目10番1号)
一般入場料2,000円(税込、会期中有効)
JARL会員・障害者手帳提示1,000円
22歳未満の青少年無料

公式概要には、一般入場券を会場のチケット売り場で購入する案内も掲載されている。直前の変更や混雑、交通機関の状況までは記事で断定できないため、日程を決めたら公式案内と会場アクセスを再確認する。JARL「ハムフェア2026開催概要」

土日二日間あると「両日行けば元が取れる」と考えがちだが、オヤジの体力は入場券の有効期間ほど長くない。

初参加なら、まず半日で見る前提にする。会場で興味が見つかれば、次回に時間を増やせばよい。最初から全展示を制覇する計画にすると、無線の楽しさより足の疲れが先に残る。

会場では無線機以外の入口も見る

ハムフェアは無線機の販売会だけではない。JARL公式概要には、工作教室、電気の散歩道、自作品コンテスト入賞作品展示、クラブの技術研究発表や活動紹介などが予定されている。ビジネスコーナーでは、アマチュア無線関連機器や書籍などの展示・販売も案内されている。JARL「ハムフェア2026開催概要」

見る順番は、機材の価格ではなく「自分が何に反応したか」にする。

見る対象その場で考えること
無線機・アンテナ遠くの人と交信したいのか、機材そのものが好きなのか
工作・自作品はんだ付けや回路づくりをやってみたいのか
クラブ活動一人で楽しみたいのか、仲間と活動したいのか
書籍・資格情報勉強から始められそうか、今は見送るか

無線機の大きさより、展示の前で自分が何分立ち止まったかを覚えておくほうが、最初の機材選びには役に立つ。

「昔の趣味を再開する」つもりでも、今の自分が惹かれるものは変わっている。交信、電子工作、アンテナ、クラブ、コンテストなど、会場で一つだけ印を付ける。

見学前に質問を三つだけ用意する

会場で情報を集め過ぎると、帰宅後に何も決められなくなる。次の3問だけをメモしておく。

  1. 自分が一番やりたいのは、交信、工作、受信、機材研究のどれか。
  2. 自宅でアンテナや無線機を置ける環境があるか。
  3. まず資格を調べるのか、イベントやクラブをもう一度見るのか。

質問の答えは、その場で決め切らなくてよい。出展者や経験者の話を聞くときは、製品名や価格より、始めるまでの手順、必要な場所、続け方を聞く。

「初心者だ」と言うのが照れくさければ、「昔少し興味があった」と伝えるだけでも会話の入口になる。知識の不足を隠すより、何を知りたいかを一つに絞るほうが、情報を持ち帰りやすい。

送信に進む前に資格・開局手続きを確認する

見学で無線機に興味を持っても、帰宅直後に購入して送信する必要はない。自分でアマチュア局を運用する段階では、無線従事者の資格や無線局の免許に関わる手続きがある。電波法には無線従事者の免許に関する規定があり、具体的な資格の種類や操作範囲は法令と総務省の最新案内を確認する。e-Gov法令検索「電波法」

JARLは、アマチュア局の開局申請や変更申請について、総務省の電波利用電子申請への案内を掲載している。申請方法、手数料、対象となる無線設備は更新される場合があるため、古いブログ記事だけで判断しない。JARL「アマチュア局関係申請書類」

無資格・無免許での送信を勧める記事ではない。展示で得た情報を持ち帰り、資格取得、開局、設備の順番を公式情報で一つずつ確認する。

資格の話を聞いた瞬間に、押し入れから昔の無線機を出して電源まで探し始めるのがオヤジの行動の速さだ。

帰宅後は「始める・保留・見送る」を決める

ハムフェアから帰ったら、メモを次の3つに分ける。

判断次の行動
始めたいことが一つ見つかった資格、操作範囲、開局手続きを公式情報で確認する
興味はあるが環境が分からない置き場所、アンテナ、時間、家族との共有事項を書き出す
今は熱が上がらなかった購入せず、次に情報を見直す時期だけ決める

イベントへ行ったからといって、必ず資格を取ったり、無線機を買ったりする必要はない。趣味の全体像を見て、自分の関心が交信なのか工作なのかも分からないなら、見送る判断も情報収集の成果だ。

ただし、購入を検討する場合も、型番と価格だけで決めず、免許や申請の条件、設置環境、使いたい周波数帯などを公式情報で確認する。イベントの熱気と、自宅で続けられるかどうかは別の問題だ。

ハムフェアを再入門の入口にする

ハムフェア2026では、無線機を買う前に、アマチュア無線が何を楽しむ趣味なのかを見る。そのうえで、会場で興味を一つ決め、帰宅後に資格と開局の手続きを調べる。この順番なら、昔の憧れを今の生活に合わせて考え直せる。

見学だけで帰るのも立派な成果だ。『今日は見るだけ』で帰るはずのオヤジほど、帰りの電車で資格本とアンテナの寸法を検索している。電波より先に財布が飛ぶのだけは、防止策を決めておきたい。